112日間のママ
読売テレビのアナウンサー清水健さんの奥様(奈緒さん)の闘病記。
結婚して、子供を授かって、これから夢も希望も人生もまだまだたくさんあるよ、続くよと言う幸せな時期に乳がんが発覚。命よりも子供を選ぶ。命を諦めるわけではない。その選択、その気持ち。
ご主人側から書かれた話。すべてが過去形なのが悲しかった。
だって結婚して2年、お子さんが生まれて3か月弱ですよ。どんなに無念だったとこか…。
最後の最後まで弱いところを見せずにいた奈緒さんの戦いの痕。読んでいてどうしていいかわからないくらい泣けて泣けて。
頑張ったね、立派だったね、と声に出ていました。
私は高齢出産だから息子と過ごせる時間は若いお母さんより短いし、孫の顔も見れるかわからないなあと思うことがあります。でも、そうじゃないんだなあ。息子といる時間をもっともっと大切にしなきゃ。
奈緒さん、安らかに。
清水さん、清水さんと奈緒さんの息子くん、これからもママがずっとあなた達を見守っているから、どうぞ元気に。そして幸せにね。