おおかみと七ひきのこやぎ~記憶と違う昔話
時代と共にマイルドになっているとは聞いていたけど…
最初、右側の本を買ったんですよ。そしたらワタシが知っている話じゃなくなっていてビックリしちゃったんです。
私が知っている「おおかみと七ひきのこやぎ」はお母さんが森に食べ物を探しに行く間、子ヤギたちが留守番をしているって話だったのだけど、右の本(世界名作ファンタジー)は
今日はメエちゃんのお誕生日。バースディケーキを買って来るからお留守番をしていてね。
なんです。え?と思って後日違う絵本(世界名作アニメ絵本)を今度は内容を確認してから買いました。こちらの方は子供の頃に読んだ通り森に食べ物を探しに…でした。こっちの方が読んでいてしっくり来ます。
オオカミのお腹に石を詰めてこらしめるのは同じ。
最後は
メエちゃんの誕生パーティを開きました(世界名作ファンタジー)
ピクニックに行きました(世界名作アニメ絵本)
で終了。
同じ本のハズなのに改変されていて驚きです。カチカチ山もさるかに話もだいぶマイルドになっているし。当時は気が付かなかったけど、昔話はおかあさんと子供(父が不在)とか子供のいない夫婦の話も多いんですね。時代背景があるのかなあと思いますが、物語の中の人たちのことを考えるとちょっと切なくなったりします。